25m泳げるのに、なぜすぐ疲れる?楽に長く泳ぐためのポイント

「クロールで25mは泳げるようになった!」
でも、
「泳ぎ終わるとヘトヘト…」
「途中から息が苦しくなる」
「最初はきれいに泳げるのに、後半になるとフォームが崩れてしまう」
そんなお悩みはありませんか?
25mを泳ぎ切れるようになったことは、大きな成長です。
でも、「25m泳げること」と「25mを楽に泳げること」は、実は少し違います。
長く楽に泳ぐために大切なのは、ただ体力をつけたり、もっと頑張って泳いだりすることだけではありません。
今回は、25m泳げるようになった次のステップとして、「疲れにくく、楽に泳ぐためのポイント」をご紹介します。
① 最初から全力で泳いでいない?
「25m泳ぎ切ろう!」と思うと、スタートした瞬間から腕を速く回し、バタ足も一生懸命してしまうことがあります。
最初は勢いよく進めても、途中で疲れてしまい、後半になるほど腕や脚が動かなくなってしまうことも。
長く泳ぐためには、最初から100%の力を使う必要はありません。
自分が続けやすい速さで、一定のリズムを保ちながら泳ぐことが大切です。
「速く泳ぐ」だけではなく、「自分のペースで泳ぐ」ことも身につけていきましょう。
② バタ足を頑張りすぎていない?
前に進もうとして、バタ足を強く、速くしすぎていませんか?
バタ足をたくさんすれば、その分速く進めそうに感じます。
でも、必要以上に力いっぱいキックを続けると、脚が疲れやすくなり、たくさんのエネルギーを使ってしまいます。
特に長く泳ぎたいときには、最初から最後まで全力でバタ足を続ける必要はありません。
身体の姿勢を保ちながら、リズムよくバタ足をする。
「たくさん蹴る」よりも、「無理なく続けられるバタ足」を意識することが、楽に泳ぐことにつながります。
③ 息継ぎで苦しくなっていない?
25mの途中から苦しくなる場合、体力だけではなく「呼吸」が関係していることもあります。
息継ぎのたびに顔を大きく上げたり、水の中で息を止めていたりすると、呼吸が苦しくなりやすくなります。
苦しくなると、
「早く息を吸わなきゃ!」
と焦り、さらに身体に力が入り、泳ぎのリズムまで崩れてしまうことがあります。
水の中で息を吐き、身体の動きに合わせて横を向いて息を吸う。
呼吸を泳ぎのリズムの中に入れていくことで、少しずつ余裕を持って泳ぎやすくなります。
④ 身体に力が入りすぎていない?
「最後まで泳がなきゃ」
「沈まないようにしなきゃ」
「もっと進まなきゃ」
そう思うほど、肩や首、腕、脚など、身体全体に力が入ってしまうことがあります。
でも、ずっと全身に力を入れたまま泳いでいると、当然疲れやすくなります。
前回の記事でもご紹介したように、水泳では「力を入れること」と同じくらい「力を抜くこと」も大切です。
必要なところでは力を使い、必要のないところではリラックスする。
余分な力が抜けるだけでも、泳ぎやすさが変わることがあります。
⑤ 泳ぎのリズムが途中で変わっていない?
最初はきれいに泳げているのに、後半になると腕を急いで回したり、バタ足が大きくなったり、息継ぎが長くなったりすることがあります。
苦しくなればなるほど、
「早くゴールまで行きたい!」
と動きを速くしてしまいがちです。
ところが、急いで動かすことでさらに疲れ、フォームが崩れてしまうこともあります。
大切なのは、自分が続けやすいリズムを見つけること。
腕の動き、バタ足、息継ぎ。
それぞれをバラバラに頑張るのではなく、ひとつのリズムとしてつなげていくことが、長く楽に泳ぐためのポイントです。
「25m泳ぐ」から「25mを楽に泳ぐ」へ
25mを泳げるようになると、次は「もっと速く泳ぎたい」「もっと長く泳ぎたい」と新しい目標が出てきます。
そのときに大切なのは、ただ体力をつけることだけではありません。
これまでご紹介してきた、
「浮く・けのび」
「バタ足」
「息継ぎ」
「力を抜く」
という一つひとつの基本が、実は「楽に長く泳ぐこと」につながっています。
身体をまっすぐにして水の抵抗を少なくする。
無理のないバタ足をする。
呼吸のリズムを整える。
余分な力を抜く。
一つひとつが整ってくると、同じ25mでも泳ぎ終わったときの疲れ方が少しずつ変わってきます。
距離だけではなく「泳ぎ方」にも目を向けてみよう
「25m泳げた!」
もちろん、それはとても嬉しい成長です。
でも、距離だけが水泳の上達ではありません。
以前より楽に泳げた。
息継ぎに余裕ができた。
最後まで同じリズムで泳げた。
泳ぎ終わっても、まだ少し余裕があった。
そんな変化も、大切な上達のひとつです。
Mika’s Private Swimming Lessonでは、一人ひとりの泳ぎを見ながら、「なぜ疲れやすいのか」を確認し、それぞれに合った方法で練習を進めています。
「なんとか25m泳げた!」から、
「25mを楽に泳げた!」へ。
そして、その先の50m、さらに長い距離へ。
焦らず一つずつ、楽に気持ちよく泳げる感覚を身につけていきましょう。