「クロールでまっすぐ泳げない!左右に曲がってしまうのはなぜ?」

「クロールで泳いでいると、なぜか右や左に曲がってしまう」
「まっすぐ泳いでいるつもりなのに、気づくとコースロープの近くにいる」
「何度直しても、同じ方向へ曲がってしまう」
そんなことはありませんか?
クロールで25m泳げるようになっても、まっすぐ進むことが難しい場合があります。
「前を見ながら泳げば、まっすぐ進めるのでは?」
と思うかもしれませんが、実はクロールで曲がってしまう原因は、進む方向を見ていないことだけではありません。
腕の動きや息継ぎ、身体の向き、左右のバランスなど、いくつかの原因が考えられます。
今回は、クロールで左右に曲がってしまう主な原因と、まっすぐ泳ぐためのポイントをご紹介します。
① 左右の腕の動きが違っていない?
クロールは、左右の腕を交互に動かしながら進みます。
そのため、右と左で腕の動きが大きく違うと、身体が片方へ進みやすくなることがあります。
例えば、
・片方の腕だけ大きく外側から回している
・左右で手を入れる位置が違う
・片方だけ強く水をかいている
などです。
自分では同じように動かしているつもりでも、得意な腕と苦手な腕で動きに差が出ることは珍しくありません。
まずは「左右の腕を同じように動かせているかな?」と確認してみましょう。
② 手が身体の中心を越えて入っていない?
クロールで腕を前に戻したとき、手が入る位置も大切です。
例えば右手が、頭の前を越えて左側へ入ってしまう。
このように手が身体の中心線を越えて入ると、身体も左右にぶれやすくなります。
腕は身体の前にまっすぐ伸ばすことを意識してみましょう。
「遠くへ伸ばそう」と意識しすぎるあまり、手が内側へ入りすぎないこともポイントです。
③ 息継ぎのたびに身体が曲がっていない?
息継ぎをするときだけ、身体が大きく横を向いたり、頭を持ち上げたりしていませんか?
「息を吸わなきゃ」と意識するほど、息継ぎ側へ身体が大きく傾いてしまうことがあります。
すると、息継ぎをするたびに進む方向が少しずつ変わり、気づいたときには大きく曲がっていることもあります。
息継ぎは、頭だけを大きく動かすのではなく、身体の自然なローリングに合わせて横を向くことが大切です。
息継ぎをしたあとも、身体の軸をまっすぐ保つことを意識してみましょう。
④ 身体が左右に大きく揺れていない?
クロールでは身体を左右にローリングさせながら泳ぎます。
ただし、身体全体が左右へ大きく蛇行するように動いてしまうと、まっすぐ進みにくくなります。
頭から身体の中心に一本の線が通っているようなイメージで、その軸を保ちながら泳いでみましょう。
身体は回転しても、進む方向はまっすぐ。
この感覚が身についてくると、泳ぎも安定しやすくなります。
⑤ バタ足にも左右差があるかも?
まっすぐ泳げないときは、腕だけでなくバタ足も確認してみましょう。
片方の脚だけ大きく動いていたり、身体が傾いた状態でバタ足をしていたりすると、左右のバランスが崩れることがあります。
バタ足は、身体を前へ進めるだけでなく、泳いでいるときの姿勢を安定させる役割もあります。
左右の脚をリズムよく動かし、身体の中心を安定させることを意識してみましょう。
「前を見る」だけではなく、身体の軸を意識してみよう
「まっすぐ泳ぎたいから」と、進む方向を確認するために顔を前へ上げてしまうことがあります。
でも、クロールで何度も前を見ようとすると、頭が上がり、身体の姿勢が崩れやすくなります。
大切なのは、前を見続けることではなく、
「左右の腕をバランスよく動かす」
「手をまっすぐ前へ伸ばす」
「息継ぎで身体を大きく崩さない」
「身体の軸を保つ」
「左右バランスよくバタ足をする」
といった一つひとつの動きを整えることです。
「まっすぐ進める」とクロールはもっと泳ぎやすくなる
左右に曲がりながら泳いでいると、実際には必要以上に長い距離を泳ぐことになり、その分疲れやすくなります。
身体の軸が安定し、進む方向がまっすぐになると、水の中をより効率よく進みやすくなります。
「25m泳げた!」から、
「まっすぐ、楽に25m泳げた!」へ。
Mika’s Private Swimming Lessonでは、一人ひとりの泳ぎを見ながら、腕の動きや息継ぎ、身体のバランスなどを確認し、それぞれに合った方法で練習を進めています。
自分では気づきにくい左右の動きの違いも、少しずつ整えていくことで泳ぎは変わっていきます。
焦らず一つずつ、まっすぐ気持ちよく進めるクロールにつなげていきましょう。